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はたらくクルマのスティンキーとダーティーから学ぶ成功のコツ

アマゾンプライム会員なら全部無料で見れる「はたらくクルマのスティンキーとダーティー」というアニメが大変素晴らしかったので、みんなに見てほしく感想を書く。
FireStickTVを買ったので息子と子供向けのアニメを見ているんだけど、その中でダントツに面白いし、一貫したテーマがあって、個人的にすごく学びがあった。

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なにより良いところは、うちの息子はアンパンマンみたいな国民的アニメですら無表情でぼーっとみているもんだから、やっぱアニメってあまり脳の発達によくないのかなとか思ったりしてたんだけど、このアニメに関しては始終ニッコニコ、満面の笑みで視聴していて、脳や心の成長に大変効果的な内容なんじゃないかと思えるところだ。まぁ僕が横でおもしれぇおもしれぇと言っているので息子もそんな気持ちになっているだけなのかもしれないけども。


息子も最近は「テレビみせて?スティンキーとダーティならいいでしょ?」という感じでねだってくるので、果たしてこれがいいのか微妙な気もしてきたが、まぁいいアニメだからいいのだ。

 

主人公はゴミ収集車のスティンキーとショベルカーのダーティ。毎回、いろいろなトラブルに見舞われるんだけど、試行錯誤やアイデアで解決するという構成だ。

「こうしたら?」
「やってみよう!」
まず2人は、思いついたことをすぐ試す。が、だいたい失敗に終わるか、より悪い事態になってしまう。
そこから毎回こんな会話が続く。
「うーん・・・」
「なにしてるかわかるよ、考えてるんだ。教えて教えて!」
「うんいいよ」
スティンキーは、ショベルの中の砂を地面に敷いて、その上にお絵かきをする。
今度は、すごく自由な発送のアイデアが出始める。

例えば、凍った坂の上にあるアイスクリーム販売車にたどり着けないという問題が起きたときは、
「鳥さんに連れて行ってもらおう!」→「でも今は冬だから鳥は暖かい島にいっちゃってるよ」
「ペンギンならどう?」→「ペンギンは飛べないよ」
なんていう議論が行われていた。

最後は、その砂のお絵かきの結果、氷の上に砂をかけると滑りにくくなって坂を登れるということに気づき、アイスクリームをもらうことができるという方法を発見する。
その後、スティンキーとダーティはカメラに向かって「雪で作れるものって何があるかな?」「どうやって作る?」と尋ね、話は終わる。見終わると2人の問いかけに、息子も「雪だるま!」などと応じていた。

どの話もそんな調子で、「試してみよう、考えてみよう」がテーマになっていると感じられた。
思いつくことをどんどん試す、自由にアイデアを出す、アイデア自体を否定せず、もしそれが実現できたときにどんなことが起こるかで意見をする、そういうことしていると、最初は全然意図していなかったふとしたきっかけで問題は解決する

これを見ていると、社会人なりたての意識高かったころに読んだ「仕事は楽しいかね」という有名な自己啓発本を思い出した。


この本もとにかく「試してみる」ということの重要性を伝えている本であった。
例えばコカ・コーラは、たまたま薬屋が頭痛薬を炭酸で割ったら美味しかったことがきっかけであり、ポストイットも失敗でできたネバネバの物質が紙をくっつけるのにちょうど良かったから製品化したものであり、リーバイスも売れ残った布でジーンズを作ったら大ヒットしたものだという。
これらは完全に偶然の結果であるが、文中に「試してみることに失敗はない」「これは僕の大好きな言葉だ『遊び感覚でいろいろやって、成り行きを見守る』」とあるように、試すという発想を持つことで、毎日楽しく過ごし、その結果良い未来にもつながっているのだという。

どちらもアメリカ的な思考が根底にあるのだろうか、スティンキーとダーティもこの思想が現れているアニメだなぁと感じる。
最後にうまくいくまでは、失敗を何度もするが、笑って結果を見守り、その過程を楽しんでいる。そのスタンスは、辛く苦しい過程を経て成功にたどり着くより、成功する可能性は低いかもしれないが、最終的な満足度は前者のほうが大きいのかもしれない。

 

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